![]() Ledライトエンジンカーネル及びカーネルの製造方法
专利摘要:
発光ダイオード(LED)用のライトエンジンカーネルは、少なくとも1.5の屈折率を有する透明材料のソリッドボディを備える。ボディは、ドーム型の、逆向きの回転放物線をなす発光頂部、複合放物面型集光器(CPC)である内部反射側壁、及びLEDを受けるように構成されたCPCの焦点にキャビティを有する底部を備える。ドーム型の頂部は、黄色発光蛍光体の蛍光コーティングを含んでいても良い。キャビティは、ボード上に配置された同一又は異なる色の単一のLEDだけ又は複数のLEDを取り外し可能に受けるように構成されていてもよい。カーネルとLEDは一体化形成されず、蛍光体コーティングの熱劣化を抑制し、アプリケーション柔軟性を向上させる。 公开号:JP2011514683A 申请号:JP2010550863 申请日:2009-03-12 公开日:2011-05-06 发明作者:ミゲル・ガルヴェス 申请人:オスラム・シルバニア・インコーポレイテッド; IPC主号:H01L33-60
专利说明:
[0001] 本発明は、発光ダイオード(LED)から光が生成されるライトエンジンパッケージに関し、特に、蛍光体とLEDとの組み合わせを用いて特定の色の光を作り出すライトエンジンパッケージに関する。] 背景技術 [0002] 白色光を作り出すLEDパッケージは、典型的には、シリコーン等の透明なポリマーの中に埋め込まれた青色発光LEDを含み、そのポリマーは黄色発光蛍光体でコートされるか含浸(impregnated)されている。典型的な青色発光LEDは、InGaN活性層を有するGaN系であり、波長450〜470nmの青色光を発する。黄色発光蛍光体は、セリウムドープされたイットリウムアルミニウムガーネットを含むことができる。LEDからの青色光の一部が、黄色発光蛍光体により、約580nm(黄色)を中心とする光のスペクトルに変換される。この黄色光と残りの青色光が一緒になり、白色光の外観を呈する。] [0003] あるいは、白以外の特定の色を有するLEDパッケージを作り出すために、LEDパッケージが、他の色のLED及び蛍光体(例えば赤色LED及び緑色LED、及び/又は赤色発光蛍光体及び緑色発光蛍光体)を含んでいてもよい。] [0004] いずれにせよ、パッケージがポリマーとLEDとの一体化配置を包含するように、ポリマーがLED上に形成(典型的にはその上にモールド)される(例えば、青色発光LEDが黄色発光蛍光体を含浸させた材料の中にモールドされる米国特許6,577,073号及び青色発光LEDがポリマー中に封入される米国特許7,213,940号参照)。LEDに対して蛍光体を隣接させることが、熱で誘発されるルーメン劣化に繋がるため、この一体化配置は問題を生じさせる。このため、蛍光体を有するLEDパッケージを含むアプリケーションは、熱設計に関して熟考される必要がある。更に、LED上にポリマーを形成することにより、LEDパッケージのアプリケーションの柔軟性が低減されてしまう。] 先行技術 [0005] 米国特許第6,577,073号明細書 米国特許第7,213,940号明細書] 発明が解決しようとする課題 [0006] 従来技術の熱問題を低減し、ライティング設計者に対して更に柔軟性を提供するようなLEDパッケージを開発することが有益であろう。] 課題を解決するための手段 [0007] 本発明の目的は、従来技術の問題を回避する新規なライトエンジンカーネルを提供することにある。] [0008] 本発明の更なる目的は、熱で誘発されるルーメン劣化を抑制し、アプリケーション柔軟性を持たせるために、カーネル本体とLEDとが一体に形成されない新規なカーネル及びカーネルの製造方法を提供することにある。] [0009] 本発明の別の更なる目的は、少なくとも1.5の屈折率を有する透明材料のソリッドボディを備え、そのボディが、ドーム型の、逆向きの回転放物線をなす発光頂部、複合放物面型集光器(CPC)である内部反射側壁、及びLEDを受けるように構成されたCPCの焦点にキャビティを有する新規なライトエンジンカーネルを提供することにある。ドーム型の頂部は、黄色、緑色又は赤色発光蛍光体の蛍光コーティングを含んでいても良い。キャビティは、ボード上で同一又は異なる色の単一のLEDだけ又は複数のLEDを取り外し可能に受けるように構成されていてもよい。キャビティ内でLEDからの光は側壁を反射し、ドーム型の頂部から均一に分散する。] [0010] 本発明の別の更なる目的は、カーネルの形成後にキャビティの中にLEDを挿入することによって、このカーネルを製造する新規な方法を提供することにある。] [0011] これら及び他の目的及び本発明の利点は、以下の図面及び好ましい実施の形態の説明を考慮した後に、当業者により明らかとなるであろう。] 図面の簡単な説明 [0012] 図1は、本発明の実施の形態に係るカーネルを表す図的記述である。 図2は、本発明の実施の形態に係る単一のLEDを含むカーネルを表す断面図である。 図3は、本発明の実施の形態に係るボード上の複数のLEDを含むカーネルの部分断面図である。] 図1 図2 図3 実施例 [0013] 図1に参照されるように、本発明の実施の形態に係るカーネル10は、少なくとも1.5の屈折率を有する透明材料のソリッドボディ12を含む。ソリッドボディは、ドーム型で、逆向きの回転放物線(inverted parabola of revolution)をなす発光頂部14、複合放物面型集光器(CPC)の形状をなす内部反射側壁16、及びLEDを受けるように構成されたCPCの焦点軌跡(focal locus)にキャビティ20を有する底部18を備える。動作中は、キャビティ内でLEDからの光が、側壁に反射して、ドーム型の頂部から均一に分散し、出射される。そのドーム型の頂部上での光分散均一性により、この表面に沿って均一な光強度が与えられる。] 図1 [0014] LEDとカーネルは一体化して形成されない。即ち、カーネルはLED無しで所定の位置に形成され、LEDはその形成されたカーネル内に挿入される。このため、キャビティは、LEDよりもわずかに大きくても良い。好ましくは、キャビティ壁が、LED(又はLEDボード)とタイトフィットする(ぴったりはまる)ように形成される。更に好ましくは、LED(又はLEDボード)が、キャビティ内に、CPC材料と適合する屈折率を有する材料で固定される。] [0015] 図2は、単一のLED22が、キャビティ20内の適当な位置にあることを示す断面図である。この実施形態では、カーネル10の形成後にLEDが挿入できるように、キャビティ20がLED22よりも大きくなっている。これがまた、設計に変更が生じた場合にLEDをカーネルから取り外すことを可能にしている。] 図2 [0016] 側壁16の形状は、CPCに関して以下の式によって定義される: ここで、δはキャビティ20(又はLED22)の半幅(半分の幅)であり、hはキャビティ20(又はLED22)の高さである。] [0017] ドーム型の頂部14の逆向きの回転放物線の焦点は、望ましくはキャビティ20(又はLED22の頂部)の頂部27に位置する。] [0018] 側壁16の外表面は、LEDからの光の内部反射を確実にするために、反射コーティング24を含んでいても良い。反射コーティング24は、ボディ12を形成する材料の屈折率が1.6よりも大きければ必要ない。なぜなら、この材料がコーティング無しで内部反射させるからである。ボディ12を形成する材料は、ポリマー、又はガラス、又は他の好適な材料であり得る。望ましくは、白色光を作り出す場合には、青色光の抽出を向上させるために、ボディ12を形成する材料の屈折率をLEDの屈折率(約2.6)と実質的に同じにする。] [0019] ドーム型の頂部14の外表面は、所望の特定の光の色に適したタイプの蛍光体コーティング26によりコーティングされ得る(例えば青色発光LEDを有する黄色発光蛍光体が白色光を作り出すように)。ドーム型の頂部14の外表面上にコーティング26を設けることが、蛍光体をLEDからできるだけ遠ざけて配置することになり、これによりLEDからの熱によって引き起こされるルーメン劣化を低減する。更に、LEDをキャビティ内に配置することが、ボディを熱から防護する(断熱する)のに役立つ。] [0020] 図3に示す代替的な実施形態では(ボディ12の底部のみを表しているが)、キャビティがLEDボード30上の複数のLED28を受ける(収容する)ことが可能である。この場合、CPCは により定義される。ここでδはボード30の半幅(半分の幅)であり、hはLED28の高さである。] 図3 [0021] LED28は、単一のカーネルが様々な色の光を与えることができるように、同色でも異色でもよく、別々に動作してもよい。] [0022] 図3の実施の形態では、CPCの形状は、ボード30を収容するように変更可能である。ボードの各側面では、焦点が一列の焦点群となり、放物面が放物表面となるように、放物線が各側端に沿って伸びることができる。従って、延長された放物線の4つのセクション(4つの側面を有するボードの場合)が、ボードの各角部で交差するようになるだろう。] 図3 [0023] LED22、28を含む上述のライトエンジンカーネル10の製造方法は、このカーネルを形成し、その後、LED22(又はボード30上の複数のLED28)を、形成されたカーネル内に挿入するステップを含む。蛍光体コーティングは、キャビティの中へLEDを挿入する前にドーム型の頂部の外表面に塗布されることができる。] [0024] 本発明の実施の形態は、上述の明細書及び図面により説明されるが、本発明は、明細書及び図面に照らして解釈される以下の特許請求の範囲により規定されることが理解されよう。] [0025] 10…カーネル 12…ソリッドボディ 14…発光頂部 16…内部反射側壁 18…底部 20…キャビティ 22…LED 24…反射コーティング 26…蛍光体コーティング 27…頂部 28…LED 30…LEDボード]
权利要求:
請求項1 発光ダイオード(LED)用のライトエンジンカーネルであって、少なくとも1.5の屈折率を有する透明材料のソリッドボディを備え、前記ボディが、ドーム型の、逆向きの回転放物線をなす発光頂部、複合放物面型集光器(CPC)である内部反射側壁、及びLEDを受けるように構成された前記CPCの焦点にキャビティを有する底部を備えるカーネル。 請求項2 前記キャビティ内にLEDが組み合わされ、前記キャビティが、前記LEDより大きい請求項1記載のカーネル。 請求項3 前記キャビティが、前記LEDを取り外し可能に受けるように構成される請求項1記載のカーネル。 請求項4 前記CPCが、ここでδは前記キャビティの半幅、hは前記キャビティの高さである、によって定義される請求項1記載のカーネル。 請求項5 前記逆向きの回転放物線の焦点が、前記キャビティの頂点に位置する請求項1記載のカーネル。 請求項6 前記側壁の外表面上に、反射コーティングを更に備える請求項1記載のカーネル。 請求項7 前記ドーム型の頂部の外表面上に、蛍光体コーティングを更に備える請求項1記載のカーネル。 請求項8 前記蛍光体コーティングが、黄色発光蛍光体,緑色発光蛍光体,及び赤色発光蛍光体のいずれかを少なくとも備える請求項7記載のカーネル。 請求項9 前記キャビティ内に青色発光LEDが組み合わされ、前記蛍光体コーティングが黄色発光蛍光体を備える請求項7記載のカーネル。 請求項10 前記キャビティ内にLEDが組み合わされ、前記透明材料の屈折率が前記LEDの屈折率と実質的に同じである請求項1記載のカーネル。 請求項11 前記キャビティ内に単一のLEDのみが組み合わされており、前記CPCが、ここでδは前記LEDの半幅であり、hが前記LEDの高さである、によって定義される請求項1記載のカーネル。 請求項12 前記キャビティ内にLEDボード上の複数のLEDが組み合わされており、前記CPCが、ここでδは前記ボードの半幅であり、hが前記LEDの高さである、によって定義される請求項1記載のカーネル。 請求項13 前記透明材料が、ポリマー及びガラスのいずれかである請求項1記載のカーネル。 請求項14 前記キャビティ内に、LEDボード上の複数のLEDが組み合わされており、前記CPCが、前記LEDボードの側面からそれぞれ伸び、前記ボードの角部で互いに交差する複数の放物表面を備える請求項1記載のカーネル。 請求項15 少なくとも1.5の屈折率を有する透明材料のソリッドボディであって、ドーム型の、逆向きの回転放物線をなす発光頂部、複合放物面型集光器(CPC)である内部反射側壁、及び前記CPCの焦点にキャビティを有する底部を備える前記ソリッドボディと、前記ドーム型の頂部の外表面上の蛍光体コーティングと、LEDを受けるように構成された前記キャビティ内に搭載された発光ダイオード(LED)とを備え、前記逆向きの回転放物線の焦点が、前記LEDの頂部に位置し、前記CPCが、ここでδは前記LEDの半幅、hは前記LEDの高さである、によって定義されるライトエンジンカーネル。 請求項16 前記LEDが青色発光LEDであり、前記蛍光体コーティングが黄色発光蛍光体を備える請求項15記載のカーネル。 請求項17 前記透明材料の屈折率が、前記青色発光LEDの屈折率と実質的に同じである請求項16記載のカーネル。 請求項18 前記キャビティ内に、LEDボード上の複数のLEDが組み合わされ、前記CPCが、前記LEDボードの側面から伸び、前記ボードの角部で互いに交差する複数の放物表面を備える請求項15記載のカーネル。 請求項19 発光ダイオード(LED)を収容するライトエンジンカーネルの製造方法であって、少なくとも1.5の屈折率を有する透明材料のソリッドボディを有するカーネルを形成することであって、前記ボディが、ドーム型の、逆向きの回転放物線状の発光頂部、複合放物面型集光器(CPC)である内部反射側壁、及び前記CPCの焦点にキャビティを有する底部を備え、その後、形成されたカーネル内にLEDを挿入することを含む方法。 請求項20 前記キャビティ内に前記LEDを挿入する前に、前記ドーム型の頂部の外表面上に蛍光体コーティングを付加するステップを更に含む請求項19に記載の方法。
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同族专利:
公开号 | 公开日 CA2716188A1|2009-09-17| KR20100127759A|2010-12-06| KR20150136546A|2015-12-07| CN101971377B|2013-01-23| WO2009114687A1|2009-09-17| US20090230414A1|2009-09-17| US7897985B2|2011-03-01| CN101971377A|2011-02-09| CA2716188C|2017-05-09| EP2253026A1|2010-11-24| KR101646279B1|2016-08-05|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2011-04-23| A711| Notification of change in applicant|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20110422 | 2012-02-11| A621| Written request for application examination|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120210 | 2013-04-24| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130423 | 2013-04-25| A977| Report on retrieval|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130424 | 2013-07-18| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130717 | 2013-09-04| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130903 |
优先权:
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